ワキガの対策と治療の仕方!脇の臭いの原因と治す方法とは
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ワキガの対策や治し方にはどんな方法があるのでしょう。
自宅でできる治療と病院やクリニックで行う手術治療にはどんな方法があるのか原因となるアポクリン腺についても確認しましょう。
また自分がワキガかなと思った時のチェック方法についてもお伝えしています。
ワキガは、自分では気付きにくいと言われているのです。
それは、
- 症状が軽い場合においに気づかない
- 臭覚がワキガのにおいに慣れてしまって気付かない
今回は、そんなやっかいなワキガについて詳しくお伝えしていきますので、脇の臭いが気に尾なっている場合は参考にしてみてください。
ワキガの対策と治し方!自宅でできる治療とは?
ワキガ治療は、手術や汗を止めてしまう注射を打つなどのことを病院で行っていますが、自宅でもワキガを治すことは可能です。
とは言っても、自宅で行う方法は、どちらかと言うとワキガ臭の予防というものになります。
一時的ではありますが、ワキガ治療と同じ効果を得られることができますので、いくつか治す方法を上手く組み合わせて自宅治療も検討してみてください。
体臭の原因になる食品や食べ物を避ける!
食品の中で、体臭の原因になるものがあることをご存知ですか?
なるべく体臭の原因となる食品を避けて、 においを予防しましょう。
食べた方がよい食事とは?
一番良い食事は和食中心に作られたもの。
野菜を多めに摂取しましょう。
ほかには
- 梅干し
- わかめなどの海藻
- コンニャク
- 椎茸やキノコ
- ほうれん草
- 大豆
- バナナ
- 緑黄色野菜
これらは全てアルカリ性食品です。
アルカリ性食品に体臭予防効果があるので、上記の他にもアルカリ性食品はたくさんありますので、たくさん摂りましょう!
避けた方がよい食べ物
反対に、
- 脂っこいもの
- お肉
実際に、アポクリン腺の量は、産まれた時から決まっているので、変えることは出来ないのです。
そのため、食べ物によってアポクリン腺が減ることはありません。
ですが、アポクリン腺の量が少量の人や、無かった人でも、食べ物によってアポクリン腺が発生したり増えたりはするのです。
なので、ワキガ体質の人は、アポクリン腺の悪化を防ぐ必要があるため、体臭の原因となる食品は、避けるようにしましょう。
ワキガクリームや制汗スプレーなどの使用する方法
ワキガのにおいを一時的に抑える方法として、ワキガクリームや、制汗スプレーなどを使用する方法があります。
しかし、薬局などに売られている制汗スプレーは、持続時間が短いため、こまめにスプレーをしなければならないという、手間があるのであまりオススメできません。
最近では、ワキガに特化したデオドラントアイテムが、売られているため、そちらの方が制汗スプレーより強力でオススメです。
様々な商品がありますが、自分に合ったデオドラントアイテムを見つけて、早めにケアしていくことが重要になります。
汗をかいたらマメにケアをする
外出先では難しいですが、できるだけ汗をかいたらすぐに、シャワーを浴びるようにしましょう。
何度も入浴やシャワーをしてしまうと、肌が乾燥してしまい、乾燥肌になってしまうので、入浴などは1日に1回にしておきましょう。
それ以上は、ワキの下だけをサッとシャワーで流す程度でOKです。
デオドラント石鹸を使うと、さらに効果がみられるので、試してみてください。
ワキ毛の脱毛をしておく
ワキ毛が生えていると、どうしても綺麗に汗を拭き取ることができません。
そのため、残ってしまった汗が原因でにおいを引き起こしてしまうのです。
ワキ毛を脱毛することによって、汗を綺麗に拭き取ることができるので、なるべく脱毛するようにしましょう。
このように、自宅ケアだけでも様々な方法があります。
これらの方法を上手く組み合わせれば、ワキガ体質だと言うことはバレずに済む確率が高いです。
無理をすると返ってストレスになってしまうので、無理をしない程度にケアしていきましょう。
ワキガのセルフチェック方法
自分ではなかなか気付きにくいとされているワキガ。
人にも聞けないけれど、ワキガだったらどうしようという不安のある人の為に、ワキガの特徴を挙げてみました。
当てはまる場合は、ワキガの可能性が高いですが、必ずしもワキガだとは言えないので、慌てずに対処しましょう。
遺伝の可能性はないか?
これは100%とは言い切らないので、確実ではありませんが、遺伝でワキガになってしまう人は約3割程度います。
制汗スプレーなど、何もつけていない状態の時に白い粉状のものがついている場合は、アポクリン腺からの分泌物が結晶となった可能性があります。
そんな状態に心あたりがある場合は要注意です!
耳垢(みみあか)の状態をチェック!
柔らかく湿り気をもっている耳アカの人は、ワキガ体質の人に多いと言われています。
耳アカは大きく分けて、乾燥しているコナ耳と、湿ったアメ耳に分かれます。
なぜ、アメ耳だと、ワキガに当てはまるのでしょう?
それは耳の中には、ワキガの原因となるアポクリン腺があり、このアポクリン腺が多いとアメ耳になってしまうからです。
耳の中に多いと言うことは、脇も同じように多いと考えられることから、このような特徴が挙げられています。
アポクリン腺は、毛根の入り口近くに存在するので、耳の中の毛が太かったり、多かったりする場合も可能性はあります。
衣類の脇部分をチェック!
アポクリン腺から出る汗は、タンパク質、脂質、糖質、アンモニア、鉄分などです。
においの原因となる物質を含んでいるので、少し粘り気があり、それが下着や洋服に付着することによって、黄ばんでいるのです。
市販の制汗スプレーなどでも黄ばむ場合があるので、ワキガかどうかを確かめたい時には、白の下着と洋服を来て、その日は制汗スプレーを避けて試してくださいね。
脇毛との関係性
アポクリン腺が多い女性の特徴として、1本1本の毛が太くしっかりしていて、1つの毛穴から2本毛が生えてくると言う人が、ワキガの可能性が高いようです。
アポクリン腺はワキ以外にも、陰部、肛門、乳輪などにも存在するので、それらの部位の毛も濃くないか調べてみましょう。
脇汗は多い?ワキガと多汗症は違います!
汗をかきやすいという点だけでみると、多汗症と勘違いされやすいのですが、見分け方はきちんとあります。
まず多汗症は、精神状態や体温調節などによってエクリン腺の汗がたくさん出ます。
そして多汗症の人は、ワキ以外にも同時に、全身に症状が出ることが多いのです。
それに比べてワキガは、季節や精神状態は関係なく、常に粘り気のあるアポクリン腺の汗が分泌されているのです。
ワキガの場合は、ワキのみに症状が出るのでこのような違いから見分けることができます。
ただし、多汗症だと思っていたら、実はワキガだったというケースもありますので、よく汗をかく場所や、どんな時に汗をかくのかをこまめにチェックする必要があります。
以上の項目で当てはまるものがあれば、ワキガ体質の可能性が高いです。
ワキガ体質だからと言って、必ずしも手術をしなければならないと言う訳ではありません。
軽い症状のものから、重い症状まで様々ですので、焦らずに一度相談してみることをオススメします。
ワキガの原因となるアポクリン腺とは?エクリン腺との違いは?
ワキガの原因となっている「アポクリン腺」。この正体は、一体何なのでしょうか?
汗を出す汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類のものがあります。
この2種類の違いが、ワキガと深く関係し、原因となっているので、まずは違いについてしっかりと見ていきましょう。
エクリン腺
エクリン腺とは、全身に存在するもの。1平方センチに100個以上もある小さな汗腺です。
このエクリン腺の主な役割は、体温を調節することで、エクリン腺から出る汗の99%が水分だと言われています。
そして、残りの1%に尿素や、塩分、アンモニアが含まれていますが、99%が水分でできていることから、においがほとんどないというのが特徴です。
アポクリン腺
一方、ワキガの原因となるアポクリン腺は、全身には存在しないもので、ワキの下、陰部、耳の中、肛門、乳輪などの決まった場所にしか存在しません。
汗は、白っぽい色で粘り気があるのが特徴だと言えます。
タンパク質、脂質、糖質、アンモニア、鉄分が含まれており、これらの成分が常在菌により、分解された結果、ワキガ独特のにおいを発生させます。
そして、このアポクリン腺は、誰にでも存在するもので、皮膚の裏側に並んでいます。
人によって、その大きさや数は違ってくるので、数が多かったり、大きさが大きい人がワキガ体質だと言えるのです。
ですが、数は生まれつき決まっており、大きさは男女ともに、思春期を迎える頃に大きくなり、老年になると小さくなってくると言われています。
思春期前の段階で手術などを受けても、成長途中なので、再発する可能性があります。
ワキガを手術で治療する方法の種類と費用について
ワキガの手術法は様々で、費用や方法も病院によって異なってきます。
そして、ドクターの腕と経験で効果が変わる場合もあるのです。
とても重要なことになるので、手術を受ける前に、信頼できることができる病院を探すことがポイントとなります。
今回は主な手術法をご紹介します。
剪除法
この方法は、今現在とても多くの病院で行われている方法です。
効果の出方も比較的安定していることから、安心して受けることができます。
手術法は、ワキの下を3~5センチほど切開して行います。
アポクリン腺は皮膚の裏側に存在しているので、皮膚を裏返し、一つ一つ目で確認しながら取り除いていくというもの。
ワキ毛も減少すること、アポクリン腺を確実に除去できるというメリットがあります。
反対に、他の手術と比べて傷跡の長さが長いので、後々目立ってしまうというデメリットがあります。
保険適応外で30万~50万ほどの費用がかかりますが、症状の程度や、保険が適応される場合もあるので値段は、変動する可能性があります。
皮下組織吸引法
美容クリニックなどで行われている、脂肪吸引を想像してもらうとわかりやすいと思いますが、ワキの下に1センチほどの穴をあけます。
そこから、細い管を使って、アポクリン腺やエクリン腺、皮脂腺などをかきだしながら、吸い取る手術法です。
傷口は目立ちにくく、広い範囲にアプローチできるのがメリットですが、アポクリン腺を取り切れない場合があるので、再発する可能性があることがデメリットとなります。
費用はおよそ15万円程度になります。
超音波吸引法
ベースは皮下組織吸引法なのですが、それを改良された手術法で、管で掻き出す変わりに、超音波を使って、その熱でアポクリン腺などを破壊しながら、吸引していきます。
メリットとしては、皮下組織吸引法よりも効果の得られる点です。
ですが、こちらも全てのアポクリン腺を取り切れない場合もあり、合併症を起こすリスクもまれにあるのがデメリットです。
費用は、皮下組織吸引法よりも少し高く、18万円~30万円程度となっています。
皮下組織削除法
ワキの下を1センチほど切開し、カミソリの刃と皮膚を抑えるローラーを組み合わせた専用器具を使って皮下組織ごと削る手術法です。
そうすることで、アポクリン腺やエクリン腺を除去することができます。
この方法は、とても効果の高いもので、傷口も目立ちにくいですが、回復までに時間もかかることもデメリットになります。
費用は、20万円~40万円程度と少し高めになります。
手術の費用は決して安いものではありませんし、ドクターの腕次第で結果が変わるくらい大切なものなので、しっかりとカウンセリングを受けて、信用できると思ったドクターに、してもらうようにしましょう。
また、手術を受ける以上は、体への負担がゼロではないことを頭に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ワキガはデリケートな問題なので、なかなか人には相談しにくいと思いますが、改善は様々な方法ですることができます。
ワキガかも?と思ったらまずは自宅ケアから始めてみましょう。