二の腕のブツブツの原因は?毛孔性苔癬のザラザラを治す方法
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二の腕のブツブツの原因とは何か?そして、二の腕のぶつぶつやザラザラや赤みを治す方法についてまとめました。
二の腕に、
- 白いブツブツ
- 赤いブツブツ
- ザラザラしている
というのは、腕を出すのが気になって悩みますよね。
実はこの二の腕のブツブツの正体は、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」または「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」と呼ばれる皮膚疾患という場合もあります。
二の腕以外にも肩や背中、太ももにできるブツブツも同じものだと言われています。
そこで二の腕のブツブツに効果的なクリームや市販の薬、皮膚科で治療するなどの方法、ニキビとの違いなどについても詳しくお伝えしていきます。
二の腕のブツブツの原因とは?
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)が原因の場合
毛孔性苔癬と呼ばれるこの二の腕のブツブツ。
実は多くの人が発症する皮膚疾患として、知られています。
約4人に1人がこの症状で悩んでいるのですが、根本的な原因がはっきりと分かっていないのも現実です。
ただ、可能性として考えられる原因は、両親のどちらかが毛孔性苔癬だった場合、子供も毛孔性苔癬になる確率が高いことから、遺伝するのではないかと考えられています。
赤ちゃんの頃から毛孔性苔癬になることは、ほとんどないそうで、小学校の高学年頃になると症状が出始めるケースが多いようです。
この毛孔性苔癬は、20代に入ると徐々に自然に治ってしまうこともあれば、なかなか治らずに悩み続ける場合もあります。
特に女性が発症することが多く、男性が発症するのはまれだと言われています。
食生活の乱れや肥満が原因の場合
次に考えられる原因としては、肥満です。
食生活によるものが原因で肥満の家系に多いことから、このような原因も推測されています。
食生活の乱れは、肌の状態を悪くしてしまうため、
- 野菜
- 果物
を積極的に摂取して体の中からも、キレイを整えていきましょう。
毛穴に角質や角栓が溜まってしまうと、皮膚の表面が盛り上がってしまい、ブツブツとしたものができるのです!
本来、肌の表面の角質は皮膚のターンオーバーによって、自然に剥がれ落ち、生まれ変わるものなのです。
しかし肌トラブルや異常があるとこのように、毛穴に汚れが溜まっていくと考えられています。
また、ひどい場合は毛穴の汚れ周りで炎症が起こってしまうため、赤みが出てきたり、体毛が行き場を失ってしまうと、丘疹の中に体毛が埋まったような状態にもなります。
皮膚の表面から目視できるものもあると言われています。
ホルモンの影響が原因の場合
そしてあと一つ、ホルモンの影響が原因と考えられています。
特に妊娠や出産でホルモンバランスが大きく乱れて起こることが多いので、このように考えられているのです。
ストレスもホルモンバランスを崩す原因になってしまうので、あまり溜め込まないように注意しましょう。
二の腕のブツブツを治す方法!自宅でできる治し方とは?
二の腕ブツブツは、原因がはっきり分かっていないことから、治すのも難しいのでは?と思われがちですが、治す方法はたくさんあります。
そのため、二の腕のブツブツは治ることがほとんどなので、一つづつ治し方を見ていきましょう。
血行促進をして治す
毛孔性苔癬がブツブツの原因の場合は、肌の角質が毛穴に溜まっていることが原因では?と考えられていることから、肌の代謝異常を元に戻すことで効果がみられると考えられています。
血流の低下が起こると、悪化したり、別の肌トラブルにも巻き込まれやすいので、運動をして血の流れを良くしましょう。
運動と言っても、軽くウォーキングしたり、ランニングするだけの簡単な運動で充分です。
運動の他にも、入浴で血行促進をさせることも可能です。
普段シャワーだけで済ませてしまっている人は、湯船に肩までゆっくり浸かってみてください。
湯船の中でマッサージをしたり、保湿効果のある入浴剤を入れて入浴するのも効果的でおすすめですよ!
炎症を抑える
赤みのあるブツブツが出来てしまった場合には、毛穴の周りで炎症が起きている状態です。
そのため、刺激を与えるのは禁物になります。
- ナイロン製のタオルでゴシゴシこする
- 引っ掻いてしまう
などの刺激を与えてしまうと、二の腕のブツブツを悪化の恐れがあるので注意しましょう。
抗炎症成分の含まれている薬を塗ると、改善されることが多いので一度試して見てください。
市販のクリームやジェルを使用する
市販のクリームを使って二の腕のブツブツを治す方法もあります。
ただし、肌に合わないものもありますので、そのような場合にはすぐに中止し、皮膚科を受診することをオススメします。
市販のクリームのなかでは、一般的に「尿素」の含まれたクリームが効果的と言われていますが、よくならない人のために開発されたジェルタイプのものが人気になっています!
保湿効果や、角質軟化効果を期待できるので、市販で探すのであれば尿素のふくまれたクリームやジェルを使ってみてください。
そして、やはり一番良いのは、自分に合ったものを探すこと。
尿素入りだと一括りにしても、様々な商品がうられています。
そのため、口コミなどを参考にするのも一つの手だとは思いますが、その人には合っているものでも、自分には合わないかもしれません。
二の腕のブツブツは、自分の肌の状態などをよく理解して、それに合ったものが購入できると、より効果をもたらしてくれます。
個人差はありますが、だいたい治るまでに2週間前後とされています。
このように自宅ケアだけでも様々な、治し方があります。
自分が続けられそうなケアから、順番に取り入れてみてはいかがでしょうか。
とにかく清潔な状態を保ち、刺激を与えないことが重要です。
二の腕のブツブツの治療で皮膚科に行った方がいい場合とは?
自宅ケアだけでは治らなかったり、間違ったケア法をしてしまい、二の腕のブツブツを悪化させてしまった場合などには、皮膚科を受診するのがいいでしょう。
皮膚科では、保険が適応される治療法と、保険適応外で行う治療法があります。
保険が適応される治療
主に保険が適応される治療法は、クリームや漢方などの処方です。
症状によって処方されるものは違いますが、尿素が配合された軟膏やクリーム、乾燥が原因で肌トラブルを起こしている場合には保湿剤。
また角化症に効果のあるハトムギなどの漢方薬などが、主に処方してもらえるものになります。
きちんと診断もしてもらえるので、安心して使うことができます。
保険適応外の治療とは?
そして、保険適応外の治療方法は、ニキビなどの治療にもよく用いられることのある、ケミカルピーリング。
- 皮膚の表面に酸性の薬剤を塗って、角質と角栓を除去する治療法
- アレキサンドライトレーザーといって、毛穴の角質と毛が一緒に詰まるのを防ぐ方法
- 毛孔性苔癬の部分を、新しい皮膚と入れ替えてしまうフラクセル
- 皮膚に見えない穴を極細の針がついたローラーをあてる、ダーマローラー
という治療法があります。
保険適応外と言うことと、皮膚科に月に1回程度通わなけらばなりません。
皮膚科は、信頼のできる所を選び安心して治療を受けることを、オススメします。
皮膚科の口コミなんかもネットに載っていることが多いので、チェックしてみましょう。
二の腕のブツブツとニキビは違うの?
二の腕のブツブツ毛孔性苔癬は、悪化してしまうと毛穴が硬く盛り上がり、
- しこりのようなデキモノができてしまったり
- 周りが赤く炎症を起こしてしまったり
白ニキビのように見えたりするため、大きくなった毛孔性苔癬はニキビと区別が付きにくい場合があります。
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)の特徴
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)とニキビの違いですが、二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)はニキビに比べて、痛みやかゆみは基本的にはありません。
ニキビの特徴
そして、ニキビはよく汗をかきやすい場所にできるので、汗などの汚れも毛穴に詰まったりしますが、毛孔性苔癬は、汗のかきにくい場所にできることが多いのが特徴です。
特に二の腕や太ももなどに多くみられ、発症する場所にも違いがみられます。
対処法もニキビと二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)では、違ってくるので、しっかりと見極める必要があるのですが、ややこしいことに共通する点もあるのです。
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)とニキビの共通点
共通する点とは、デキモノを潰してしまった時に起こる、色素沈着やクレーターの後が出来てしまうと言うこと。
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)も、無理矢理潰してしまうと、このように跡が残ることから、ニキビ跡と勘違いしてしまうことが多いようです。
無意識のうちに、洋服などで擦れて刺激を与えてしまっていたり、寝ている間に掻きむしってしまう場合があるため、注意が必要です。
そのため、悪化する前に早期発見できれば見分けも付きやすいので、なるべく早く見極めてケアをしていくことが大切ですね。
二の腕のブツブツが悪化する原因とは?
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)の原因自体は、はっきりと分かっていませんが、悪化する原因としては、刺激や乾燥などを与えてしまうことです。
普段の生活の中で気をつける部分がいくつかあるので、肌を綺麗な状態で保つためにも、順番にみていきましょう。
ブツブツのある部分に刺激を与える
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)はかゆみはありませんが、ふとした時に引っ掻いてしまったり、お風呂で体を洗う際に、ナイロンタオルなどでゴシゴシ擦ってしまったりと、刺激を与えると悪化してしまいます。
これらの行為は、毛孔性苔癬だけでなく、肌そのものを傷つけることになるので、他の肌トラブルも起こしやすくなってしまいますので、注意が必要です。
ナイロンタオルを使っている人は、タオルを変えてみたりと対策を取りましょう。
綿素材のものや、肌に優しい素材のものがオススメです。
丘疹をつぶしてしまう
無理矢理潰してしまうのは、悪化の原因になります。
色素沈着を起こして、
- 肌にシミができてしまったり
- クレーター状の後が残ってしまう
ということがあります。
ここまで悪化してしまうと、ニキビ跡との区別が付きにくいですし、肌を元の綺麗な状態に戻そうと思ったら、皮膚科を受診するしかありません。
肌にできているデキモノは、無理矢理潰してもいいことはありませんので、気になる気持ちは分かりますが、我慢しておきましょう。
保湿不足
肌は乾燥にとても弱いので、乾燥が起きると何かしらの肌トラブルが起こってしまいます。
そのため、二の腕にブツブツがある状態で、乾燥してしまうと、悪化の原因となってしまうので注意しましょう。
普段のスキンケアの中で、顔や手は必ず化粧水などで保湿をすると思いますが、二の腕まではしていないと言う人がほとんどです。
そのため、保湿が大切だとわかっても、ついつい忘れがちになってしまうので、習慣づけてしまうことがいいでしょう。
このように、悪化してしまう原因はいくつもあり、どれも普段の生活の中で改善できるものなので、ついつい悪化の原因となることを、やってしまっていたら、治して行くように心がけましょう。
そして、二の腕のブツブツが治っても、予防として続けるようにすると、今後毛孔性苔癬になりにくくなりますので、しっかりケアと予防をしていくことが、大切です。
まとめ
いかがでしたか?
二の腕ブツブツは早く治したいものですが、毎日の生活習慣を正し、焦らず治していきましょう。
また、毛孔性苔癬とも言われるこの二の腕にできやすいブツブツは、二の腕だけでなく、太ももなどにもできることがあると言われています。
普段からしっかりケアや、予防をしてなるべく悪化しないように、気をつけましょう。
毛孔性苔癬は、皮膚科でもきちんと治してもらえるので、自宅ケアで上手く行かなかった場合には、あきらめずに皮膚科を受診しましょう。
二の腕は、特にスキンケアを忘れがちなので乾燥や刺激を招きやすい場所。
今日からは、顔や手だけでなく、きちんと二の腕もスキンケアをして、綺麗な肌の状態を保ちましょう。