おりもののかゆみ(痒み)の原因にはどのような理由があるのでしょうか?
また、おりものの臭いだけでなく、デリケートゾーンが痒い(かゆい)ときの対策や予防にはどのような方法があるのかみていきましょう!
おりものの臭いが気になるだけでなく、デリケートゾーンにかゆみを感じることってありませんか?
実はおりものの臭いとデリケートゾーンのかゆみには密接な関係があることがあるのです。
今回は、おりものとデリケートゾーンのかゆみについてご紹介します。
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おりものとデリケートゾーンののかゆみ(痒み)の原因や理由とは?
おりものとデリケートゾーンのかゆみの原因や理由には何が考えられるのでしょうか?
ではまず、おりものとデリケートゾーンのかゆみの原因についてご紹介します。
デリケートゾーンのかゆみの原因には、一般的に
などが考えられます。
おりものとカンジダ膣炎やトリコモナス膣炎との関係とは?
おりものとカンジダ膣炎やトリコモナス膣炎にはどのような関係があるのでしょうか。
外陰炎の場合はデリケートゾーンのかゆみのみです。
しかしカンジダ膣炎やトリコモナス膣炎の場合、ただかゆいだけではなくおりものにも異常が現れます。
トリコモナス膣炎とは?
おりものが黄緑色でさらににおいがきつく泡立ちがある場合はトリコモナス膣炎が考えられます。
トリコモナス膣炎とは、トリコモナスの感染によって起こるものです。
カンジダ膣炎とは?
カンジダ膣炎の場合は、膣の中の常在菌が減少することで自浄作用が減少し、結果細菌が増加することで起こります。
カンジダ膣炎の場合は、必ずしも病院に行かなくても原因さえわかっていればかゆみを抑える市販薬で治すこともできます。
しかし、トリコモナス膣炎の場合には、きちんと病院を受診して治療してもらうことが必要になってきます。
その為、おりものの異常とともにデリケートゾーンにかゆみを感じた場合は速やかに病院を受診するようにしましょう。
おりものの臭いだけでなく痒い(かゆい)場合の対策方法とは?
おりものの臭いだけではなく、かゆい場合はどんな対策が必要なのでしょうか?
では、おりものの匂いだけでなくデリケートゾーンが痒い(かゆい)場合にはどのような対策をすればいいのでしょうか?
デリケートゾーンにかゆみを感じたら、何かしらの病気にかかっている場合も考えられます。
おりものがボロボロしている場合の対策方法
おりもの自体がカッテージチーズのようにボロボロとしているのであれば、カンジダ膣炎の可能性が考えられます。
この場合は、はっきりとカンジダ膣炎だということがわかっていれば、自分で対策をすることができます。
まず、カンジダ膣炎専用のかゆみを抑える薬が市販されているので、そちらを使用するといいでしょう。
さらに、カンジダ膣炎の原因として考えられるのが、膣の自浄機能をつかさどる常在菌の減少が考えられます。
常在菌の減少は、
- ストレス
- 免疫力の低下
- デリケートゾーンのお手入れ方法が間違っている
ということが原因として考えられます。
デリケートゾーンの臭いが気になるからと、ボディソープで必要以上に洗ってしまうと常在菌の減少につながります。
その為、デリケートゾーンはできれば専用のソープで優しく丁寧に洗ってあげるといいでしょう。
⇒「デリケートゾーンの臭い対策!」の記事はこちら
おりものの色や臭いが異常な場合の対策方法
デリケートゾーンにかゆみがあり、さらにおりものの色や臭いが異常である場合には、ほかの病気が考えられます。
例えば、
などです。
これらの病気の場合、自分で対策をするのは難しいのでまずは病院を受診するようにしましょう。
⇒「おりものの臭いは病気のサイン?正常なとき異常なときの違いはなに?」の記事へ
まとめ
おりものの異常とともにデリケートゾーンにかゆみを伴う場合には、何らかの病気が関係していると考えられます。
この場合、はっきりと何の病気かわからない場合は安易に自己判断をせずにきちんと婦人科などを受診するようにしましょう。
おりものの異常やデリケートゾーンのかゆみは、病気のサインでもあります。
そのまま放っておかずにきちんと対策をすることが大切です。
そして、病気にかかってしまう原因の一つとして、デリケートゾーンをきちんとお手入れできていないということも考えられます。
デリケートゾーンは臭いが気になるとついつい必要以上に洗ってしまいがちですが、実はこれが病気の原因になることも。
デリケートゾーンの臭いが気になる場合には、普通のボディソープではなく専用のソープで優しく丁寧に洗うようにしましょうね。