しこりニキビの治し方!治らないときの原因と対策とは?
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しこりニキビの治し方にはどのような方法があるのか、しこりニキビが治らないときはどのような原因があるのかについてお伝えしています!
しこりニキビは、ボコっとしていて目立つことから、しこりがあることに気づきやすいと言われています。
中には痛みを伴うしこりニキビもあり、やっかいなニキビなので早く治したいものですよね。
今回は、そんなしこりニキビについて詳しくまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
しこりニキビの原因とは?
しこりニキビができてしまう原因は、通常のニキビができる原因と似ていて、体の内側からのダメージで出来てしまうことが多いです。
一番の原因とされているのは、「食生活の乱れ」からくるものです。
- 栄養バランスが偏ってしまっていたり
- 食事を摂る時間帯が毎日バラバラだったり
など不規則な食生活を送っていることによってホルモンバランスが崩れてしまい、その結果しこりニキビを作ってしまいます。
脂質の摂りすぎがしこりニキビを引き起こしやすいとされているので、
- 毎日コンビニ弁当を買っている人
- インスタント食品を頻繁に食べる人
- 外食を週に何度もする人
は要注意です。
ドレッシングのかけ過ぎには要注意!
また、自宅でサラダを食べることは、一見とても肌に良いことですが、そこにドレッシングをたくさんかけてしまうと、結果的には毎日コンビニ弁当を利用している人と、変わりがありませんので、注意しましょう。
ストレスを溜め込まない!
他にもストレスが溜まっていると、肌に良くありませんし、睡眠不足や運動不足なんかもしこりニキビの原因となっています。
睡眠時間を確保!
毎日の睡眠時間が、6時間に満たない人は、睡眠時間をもう少し確保するように心がけることが大切です。
そのほか血行不良や便秘も、体の中に老廃物がたまっている状態になりますので、肌に影響が出てきます。
このように、しこりニキビは体の内側からくるものが原因で出来てしまうものです。
そのため、今の自分の生活習慣を見直してみる必要がありますし、しっかりと自分がしこりニキビになってしまった原因を、理解することが大切ですね。
しこりニキビの特徴とは?
しこりニキビは赤く腫れ上がっているニキビを想像する人が多いとおもいます。
しかし実は2種類のしこりニキビがあり、見た目も違うのです。
そこで種類別にしこりニキビを見てみましょう!
赤く腫れ上がった芯のあるしこりニキビ
ニキビの周りが赤く、真ん中に黄色っぽい色のものがあるニキビ。
この真ん中にある黄色っぽいものの正体は「芯」です。
赤いしこりニキビは、毛穴に詰まった皮脂の内側で、アクネ菌が繁殖している状態です。
そのため、周りが赤く腫れ上がってしまうのが特徴です。
そして、その炎症が原因となって膿が溜まっていき、固まってしまったものがしこりになるのです。
この芯のあるしこりニキビですが、真ん中の芯は黄色っぽい色だけでなく、紫色の芯ができる場合もあり、紫色の芯はさらに悪化している状態のため、膿に血液が混ざって紫色になっていると考えられます。
芯が見えないしこりニキビ
ほとんど変色することのないしこりニキビ。
芯のあるしこりニキビよりは、目立ちにくいですが、たまに赤みがかったしこりニキビが出来ることもあります。
芯が見えないしこりニキビは、目で確認することができないだけで、皮膚の奥深くで皮脂の詰まりが起こっている状態。
体の中の老廃物が原因となり、芯を作り出しているようです。
しこりニキビは「ニキビ跡」ができやすい!
そしてこのしこりニキビどちらにも共通して言えることは、「ニキビ跡が出来やすい」ということ。
通常のニキビから症状が悪化して、しこりになっている訳ですから、治すのに時間がかかってしまうため、その期間の間に跡になってしまう可能性があるのです。
しこりニキビの治し方!食生活で改善する方法とは?
しこりニキビは、内側からくるものだと理解頂けたでしょうか。
もちろんしこりニキビを改善するためには、内側からしっかりケアしていく必要があります。
まず一番大切なことは、食生活を見直すということ。
これはしこりニキビだけではなく、健康面でもとても大切なことなんです!
脂質や糖質の摂りすぎに注意する!
脂質や糖質の摂りすぎがしこりニキビを招いているので、それを控えるようにすればいいだけの話なのです。
それに加えて、ニキビが出来にくい肌にしてくれる
- ビタミン
- ミネラル
を積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンと一括りにしましたが、ビタミンの中にも様々な種類があるので、順番にご紹介します!
ビタミンAの効果と食べ物の種類
肌がスムーズに再生することをお手伝いしてくれる、とても優秀な役割を果たしてくれます。
毛穴の詰まりも防いでくれるので、今後のニキビ予防にも繋がります。
ビタミンAが多く含まれている食材は、
- ニンジン
- カボチャ
- ほうれん草
- レバー
などです。
ビタミンB2の効果と食べ物の種類
皮脂の分泌を正常な状態に整えてくれるビタミンB2。
炎症などの肌トラブルに効果的な栄養素で、
- レバー
- 卵
- 焼き海苔
などに多く含まれています。
ビタミンB6の効果と食べ物の種類
肌だけではなく、髪の毛などの元となるタンパク質の代謝に、不可欠とされている栄養素です。
- レバー
- にんにく
- バナナ
- ピスタチオ
などに含まれています。
ビタミンCの効果と食べ物の種類
ビタミンCは有名なので、知っている人も多いかと思われますが、コラーゲンを合成するために必要な栄養素で、肌にハリと、ツヤを与えてくれる嬉しい栄養素でもあります。
シミのもとになるメラニン色素の合成を抑え、免疫力を高める役割も果たしてくれます。
ビタミンCは、新鮮な
- 野菜
- 果物
に含まれているので、比較的摂りやすい栄養素だと思います。
このように、ビタミンだけでも4種類の栄養素があります。
ミネラルの効果と食べ物の種類
ミネラルは肌はもちろん、体全体をスムーズに動かしてくれるので、欠かせない栄養素です。
- 魚介類
- 豆類
- チーズ
などの乳製品に多く含まれています!
これらをバランス良く摂ることで、徐々に体の内側から綺麗になっていきます。
食事を摂る時間帯も、だいたい毎日同じ時間帯に摂るように心がけましょう。
しこりニキビの治し方!早く治す方法とは?
しこりニキビは、大きくて目立ちますしなるべく早く治したいものですよね。
しこりニキビを早く改善させていくには、先ほどご紹介した食生活を正すことと、それにプラスして生活習慣も整えていきましょう。
睡眠はしっかりとる
まずは睡眠時間です。
睡眠時間は、肌を再生するとても大切な時間。
1日に6~8時間は、睡眠時間を確保するようにしましょう。
6時間未満しか睡眠を取っていないと、肌が再生されにくくなってしまい、その分肌に影響が出てきてしまうのです。
できれば12時前には、ベットに入るようにしてください。
適度な運動をする
そして、体を適度に動かすこと。
体を動かすことによって、ホルモンバランスに良い影響を与えてくれるのです。
そのため、毎日の生活の中に、ウォーキングなど少しの運動を取り入れてみてください。
ウォーキングなどが難しければ、普段車を使うところを自転車に変えてみたり、近くのコンビニまで歩いて行ったりと、その程度でも大丈夫ですよ!
スキンケアで改善する
後は、内側ばかりでなく外側からも同時にケアすることで、よりしこりニキビは改善されてきます。
洗顔とスキンケアは特に、正しい方法で行わないと返って、悪化させてしまう場合があります。
洗顔料は、泡立てネットを使いモコモコの泡で、優しく洗いましょう。
そしてすすぎ残しのないようにしっかりと泡を流しきり、清潔なタオルで優しく拭いたら、すぐに化粧水で保湿を行います。
すすぎ残しは特に危険で、洗顔料だけでなく、シャンプーや、コンディショナーを流す際にも、顔に流れてくる可能性が高いので、シャンプーとコンディショナーを流し終えてから、洗顔することが望ましいですね。
清潔を保つ
シーツやまくらカバーもこまめに洗濯をしてください。
とにかく外側からは、清潔な状態を保つことと、刺激を与えないことが重要で、内側と外側のダブルケアを続けていくことによって、しこりニキビは早く改善されていくのです。
しこりニキビは皮膚科の薬で治療すると早く治る?
しこりニキビは、ニキビが肌の奥深くで炎症を起こしてしまっている状態のため、自宅ケアでは治らない場合もあります。
どうしても治らない場合は、諦めるのではなく皮膚科を受診しましょう。
皮膚科では、以下の治療をすることが多いです。
ステロイド注入・リザベン内服
しこりニキビの出来始めに効果のある治療法です。
赤く盛り上がっている状態のしこりニキビにこの治療法が用いられることが多く、保険も適応されるので安心です。
ステロイド剤を注射器で注入する方法です。
また、リザベンは同時に内服するケースが多いようです。
ただ、注入料によっては、凹みや血管が拡張してしまう恐れがありますので、安心して信頼できる経験豊富な医師を選ぶことも大切になります。
レーザー照射
赤い炎症が収まり、通常の皮膚の色にもどってしまったしこりニキビに使われることが多い治療法です。
こちらは保険適応外になるのと、月に1回程度通う必要があります。
しこりの治療で使われるレーザーには、
- 硬い皮膚の組織まで取り除くことのできる、皮膚の表面を焼くレーザー
- 効果は弱いが、治療後の肌の赤みや痛みなどの副作用が出にくい皮膚を蒸散しないレーザー
- 現在主流の方法で行われるという、真皮の深いところに到達するフラクセルタイプレーザー
などがあり、その人に合わせたレーザーを用いて治療をします。
ケミカルピーリング
肌の表面に酸性の薬剤を塗って、皮膚の表面から真皮にかけてダメージを与えていく治療法。
レーザー治療と同じように、保険適応外で月に1回程度通う必要があります。
また、治療後に
- かさぶたができてしまう
- かさぶたが剥がれた後も数週間赤みが出てくる
というような可能性もあります。
このように、皮膚科では様々な治療法でしこりニキビを治すことができます。
ここでは主にされる治療法をご紹介しましたので、他の治療法で行なわれる場合もあるかと思います。
皮膚科を検討されている方は、一度受診先の皮膚科に相談してみるのも、いいと思います。
しこりニキビにオロナインは効果ある?
よくニキビには、オロナインが効果的だとされていますが、実際にオロナインは、しこりニキビにも効果があるのでしょうか?
オロナインは、保湿効果と殺菌作用が含まれているため、効果がないことはないのですが、オロナインのみで、しこりニキビを治すことは難しいのです。
ニキビの症状によっては、オロナインのみで治ってしまうこともあるのですが、しこりニキビは
- 炎症
- 膿
など、通常のニキビからかなり進行しているので、保湿効果があまり効きません。
多少炎症を抑えることは出来る場合もありますが、内側からケアをしたり、ニキビ化粧水を使った方が早く治ると思われます。
そのためしこりニキビにオロナインを使うことは、あまりオススメできません。
まとめ
いかがでしたか?
しこりニキビは、大きくて目立ちますし、中には痛みを伴うしこりニキビも存在するため、とてもやっかいなものです。
それだけではなく、治りも通常のニキビと比べると遅いので、しこりニキビに気づいたら、なるべく早く対処することが大切ですね。
そして、しこりニキビが治ったからといって、もとの生活習慣に戻してしまうと、再度またしこりニキビを繰り返してしまう恐れがあるので、予防という意味でも、正しい生活習慣とスキンケアを継続させていきましょう。