すそわきがの対策と治療方法！臭いの原因と治し方をチェック

すそわきがの対策や治療の方法にはデオドラントやクリームや石鹸や手術など治し方や改善対策がいろいろあるのでお伝えしています。

また、すそワキガとは、どんな特徴があるのか、そして陰部の臭いの原因や症状のチェック方法についても紹介しています。

すそワキガとは、陰部からワキガ臭を発するものです。

デリケートな場所なだけあって、なかなか人には相談しにくいですよね。

今回は、そんなすそワキガについて詳しくまとめましたので、参考にしてみてください。

すそワキガの対策方法

すそワキガをなんとかしたいけれど、手術にまでは踏み切れない人もいると思います。

手術となると費用もかかりますし、できれば自宅で対策を取りたいものですよね。

そこで今回は、すそワキガをまずは自分で、軽減させる方法をまとめてみました。

まずはここから、始めてみてはいかがでしょうか？

陰部を常にケアをし清潔な状態を保つ

すそワキガの臭いの元は、アポクリン腺から出る汗です。

そのため、汗をこまめに拭き取ることで、臭いを軽減させることができます。

特にスポーツをする時や、暖かい季節などは、汗が出やすいのでタオルやウエットティッシュなどで、こまめに拭き取ることが大切です。

少しでも多くの汗を拭き取ることが、臭い軽減に繋がります。

それに加えて、デオドラント製品を併用すると、効果はあがります。

臭いを軽減してくれる効果はもちろん必要ですが、陰部はとても敏感な部分なので、

デリケートゾーン専用の石鹸できれいに洗う

汚れをそのままにしておくのも大きな臭いの原因となります。そのため清潔を保つことも大切なので、陰部は毎日洗うようにしましょう。

抗菌、殺菌作用のあるデリケートゾーン専用の石鹸を使うのがおすすめです。

石鹸をしっかり泡立てて、モコモコの泡を作り、優しく指の腹を使って洗いましょう。

ナイロンタオルなどで、ゴシゴシと強くこすってしまうと返って悪化してしまい、臭いもきつくなる可能性があるので、絶対にやめましょう。

臭いに影響する食べ物は控える

食事内容も臭いに影響するんです。

体臭が強くなる傾向があるのが、動物性タンパク質、乳製品、肉類や卵などです。

欧米人にワキガ体質の人が多いのは、この食事内容が原因だと考えられています。

このような食事はなるべく避けて、できるだけ、魚や野菜を中心とした食事をとるように心掛けましょう。

この３つを普段から心がけることでも、だいぶ臭いが軽減されてくると思います。

臭いの対策として、ぜひ意識して変えていってみてください。

すそワキガのチェック方法

すそワキガは、なかなか言いにくい悩みでもあることから、人に相談できなかったり、病院に行くのをためらってしまったりするケースがとても多いです。

ですが、すそワキガだった場合には、ケアや治療をしなければ治る事はありませんので、まずは自分がすそワキガなのかを確実にするために、セルフチェックを行ってみましょう。

当てはまるものが多いほど、すそワキガの可能性も上がりますので、一度試してみてください。

下着にシミがついていないかチェック！

すそワキガの原因でもある、アポクリン腺から出る汗の色は、やや黄色く濁っていることが特徴です。

そのため、下着に黄色い汗ジミがついたら、陰部にアポクリン汗腺が多くみられるという解釈ができるため、すそワキガである可能性が高いと言えます。

陰部が臭うと指摘されたことはあるか？

彼氏や旦那さんに陰部の臭いが臭いと言われたことがある人は要注意。

すそワキガは、自分では気づかない場合もあるので、身近な人が客観的に臭いと感じたということは、すそワキガの可能性が高いです。

ただ、生理やオリモノの臭いが混ざっているだけの場合もあるので、１００％とは言い切れないのも事実です。

臭いを指摘されてしまった場合には、自分で下着の臭いを嗅いでみて、悪臭かどうかをチェックしてみましょう。

ひどい臭いの場合は、すそワキガではなく、産婦人科系の病気にかかっていることもありえますので、病院になるべく早く受診することをオススメします。

耳垢をチェック

耳の中にもアポクリン汗腺は多く存在するため、耳垢が湿っている人は、すそワキガの可能性が高いです。

身内にワキガの人がいたら遺伝の可能性も！

アポクリン汗腺は遺伝すると考えられており、両親ともにワキガの場合ですと、子どもは約７５％以上の高確率で遺伝します。片親だけの遺伝でも５０％以上と、２人に１人が遺伝でワキガになってしまうという結果になっています。

他の部位からも臭いがする

アポクリン汗腺が多いところは、陰部だけではなく、耳の中、乳首の周り、ワキなどです。

そのため、陰部以外でも他の部位からワキガの臭いがすると、すそワキガの可能性も高くなるのです。

陰毛をチェック

実はすそワキガかどうかを見極めるには、毛の多さよりも毛の濃さがポイントとなるのです。脇毛も同じことが言えますが、陰毛の一本一本が太く、一つの毛穴から二本の陰毛が出ているなど、濃い場合には、アポクリン汗腺が多いと考えられているため、すそワキガの可能性も上がります。

以上の項目で、当てはまる数が多ければ多いほど可能性が上がりますが、あくまでもセルフチェックなので、確実ではないことを頭に入れておきましょう。

いくつか当てはまってしまった場合には、専門医の診察を受けることをオススメします。

すそワキガの臭いとは？

すそワキガの臭いの表現として、様々なものが挙げられています。

実際、臭いの感じ方は人それぞれで、

感じ方は人それぞれなので、すそワキガはこの臭いだ！と特定することは難しいようです。

一般的にはワキガとすそワキガは、同じ臭いがするものだと言われているのですが、陰部は、オリモノや生理の臭いと混ざることもあり、違った臭いがすることがあるのです。

混ざり合う臭いの中には、チーズが腐ったような臭いがする場合もあるそうで、キツイ臭いになります。

オリモノや生理の他にも、食事の内容や体調などで臭いが変わることもあります。

体調が悪い時は、苦い臭いがしたり、動物性タンパク質や脂肪の多いものを食べると、強烈な臭いになると言われています。

すそワキガとは？どんな特徴がある？

ワキガは脇だけではなくて、陰部、乳首の周り、耳の中、へその周辺などから発症されることもあるのです。

それは、ワキガの原因となるアポクリン汗腺が上記の部位にあることが原因となっているのです。

すそワキガになってしまっている人は、他の部分と併発している恐れもありますが、一部だけでワキガのにおいが強くなる場合もあるそうなので、人それぞれだと言えます。

また、軟耳垢もアポクリン汗腺が異常に分泌します。

軟耳垢とは、耳の中の垢が湿った状態のことをいいますが、この状態の８０％の人が、ワキガと言われています。

性別での特徴としては、男性よりも女性に多くみられると言われており、特に生理中にワキガ臭が強くなります。

もう一つ特徴としては、性行為の際にもワキガ臭が強くなるということ。

これは性的な興奮により、アポクリン汗腺が刺激されることからだと考えられています。

性行為の途中よりも終わった後の方が症状が出ることが多いため、コンプレックスを抱えてしまい、行為をすることを拒むようになってしまう女性も少なくありません。

すそワキガの手術方法とは？

すそワキガで悩んでいる人は、手術をしている場合がほとんどだそう。

手術はしていなくても、考えている人も多いみたいです。

ここでは一般的に行われる手術法をまとめてみました。

ボトックス法

ボトックスという薬剤を、陰毛の生えているエリアより、少し広めに注射します。

すると、アセチルコリンという神経伝達物質にブロックをし、発汗を抑える効果が期待できるというものです。

根治術ではありませんので、効果の持続する期間は、およそ５～６ヵ月程度だと言われています。

臭いが重度の人の場合は、ボトックスだけだと効果がみられないことが多いので、この手術は、比較的軽度なすそワキガの人を対象にしています。

切開手術

皮膚に数センチの大きさの切開を入れます。

そこから、直接アポクリン汗腺を確認しながら、専用の器具を使って取り除いていく手術法です。

ワキガの手術ではこの方法を用いられることが多いみたいですが、すそワキガの場合は、アポクリン腺を確認することが、難しいのであまりオススメはされていません。

また、術後にタイオーバーという方法での圧迫が必要になります。そのため生活に支障が出ることがありますので、この手術を受ける場合は、しっかりとカウンセリングなどを受けるようにしましょう。

電気凝固法

電極のついた針を、毛穴一つ一つに刺して電流を流します。

そうすることで、アポクリン腺を凝固焼却し、においを抑えます。
切開による傷はないのですが、効果が認められることが少ないため、あまり使われない手術法ではあります。

このように、手術を行うにしてもデメリットは付きものです。

もちろん専門医が担当して手術を行ってはくれるのですが、あまり効果を得られずに終わってしまう場合もあります。

そのため、自分が信頼できる専門医を見つけることをオススメしています。

経験豊富な人や腕のある人をリサーチして、まずはカウンセリングから始めてみましょう。

まとめ

いかがでしたか？

すそワキガはとてもデリケートな問題ですし、人にも打ち明けにくい悩みです。

そのため、なかなか治療に踏み切れずにいたり、ケアの仕方が分からず放置してしまったりしてしまいがちなんです。

まずは、自宅ケアの中でできることから始めてみましょう。

今はたくさんのデオドラント製品も売られており、パッケージも可愛ものや、おしゃれなものがほとんどなので、持ち歩きにも便利です。

他にも食事内容を見直してみたり、やれることはいくつかあります。

それでも治らなかったり、もしくは悪化してしまった場合などには、手術をしてくれるクリニックもありますので、自分はすそワキガだからと、諦めて塞ぎ込むことはありません。

そもそもすそワキガになる原因は、不潔だからじゃありません。

どんなに清潔にしていても、遺伝や体質や私生活によって、発症してしまうものなので、深く考えずにケアを続けていきましょう！